↑面倒くさがりなんですよ(おい)
ここ最近は帰宅後はレスしてるか寝てるかどっちかしかない気がしてます。
駄目出しレスの続きが来ました。
>待たなければいけないのはハチの「成長」です。
>あの段階では何を言ったところでむしろ「どの面下げてお前が言うんだ」と言う方向になります。
>「下手に答えたところで、変われていないならまた繰り返す」という思いに至るのが当たり前でしょう。
>諦めているのならはっきり言ってしまうのもいいでしょうが、諦めていないのならあの段階では
>ハチにふさわしいのは「沈黙」以外にありません。
>というより、聞かれてもいないのに自分から発言する資格がない。
>逆にそう行かないのであれば、それはむしろ前回の失敗を軽く考えすぎているかと。
>「気持ちだけで突っ走っても駄目」という問題に対して「弱気でどうする」という解答を返すのは
>おかしいでしょう。
>「史織で妥協しようとした」というのは史織に対しても失礼な考えではありますが、
>最終的には踏みとどまってます。
>むしろ「他の人に走りかける」という意味ではむしろ雄真のほうが春姫に対していろいろ酷いかと。
>なにより、我慢できなくなったらなったで、最初っからハチにぶつければいい。
>ハチに対する不満なんだから。
>そこをすっ飛ばして、言葉と心をぶつけ合えばどうにかなったのにも関わらず、裏で非難して、
>取り返しの付かない選択をしたというのは明確な雫の非です。
>
>ついでに言えば、前回似たような理由で春姫を傷つけた時と比較しての、
>流れというか対応の全体の温度差があります。
>明確に恋人がいない(本編の伊吹・沙耶ルートのような)であればあのぱちねすのようなモテっぷりも
>許されるでしょうが、既に特定の恋人がいる状況で、ジョークとして流すには明らかに過剰な
>スキンシップが繰り返されてる。
>人一人を見捨てるような発言をした春姫が一度見放されるのはやむを得ないにしても、
>そこまで追い込んだ雄真の罪の扱いがむしろ軽い。
>明確に恋人状態でなく、自分から何かをいう資格が無いと自覚したが故に雫を追い込んでしまった、
>いわば不可避の事故にも似た状態のハチはフルボッコ。
>むしろ雄真に「お前が言うな」と言わざるを得ない状況ですが。
>同じ状況でも誰がやったかで印象が変わるというのはある程度やむを得ませんが、
>ここまでのレベルで友達面するってどうなんでしょうか。
さて何番目の駄目出しの方でしょうか。その辺りもちゃんと書いて欲しかった物ですが。
私としては、成長にしろ言葉にしろ、結局行きつく先は同じです。
恐らくこの方からしたら屁理屈になってしまうのでしょうが、成長したから言葉が出る。成長してないから言葉が出ない、ということ。
確かに前回の私のレスを元に考えると待った期間というのは成長と言葉では異なってはきますが、それでも最終的に辿り着く答えは同じ場所ではないでしょうか。
ハチが今の自分に資格がない、と思っていて、思っているハチがどう行動していたのか、というのが問題。
ハチは「今の俺には資格がない、でもいつか君の隣に立てるように頑張るよ、待っていてくれ!」という心意気があったのなら兎も角、「今の俺には資格がない、雫ちゃんなんて俺には釣り合わない。普通の女の子が俺には相応しいんだ」という結論にハチは達してしまっている。
その答えに達すること自体が間違いかそうではないかはまた別問題で、そう決めたのならば何故その想いを雫に伝えることなく、史織との関係を開始してしまったのか。その曖昧な行動が、結局雫に最後の引き金を引かせてしまっているんですよ。
これも前回言いましたが、決して雫にまったく否がない、とは私も言いません。一人で抱え込んでしまった雫に落ち度は十分にあります。でも、決定打を与えたのはハチなんですよ。その曖昧な行動が雫の悪い想いを後押ししてしまった。そう考えると、どちらが悪いか、で比べた時に結局ハチが悪いということになると私は思うんです。
伝えないことが罪なわけじゃなく、伝えないと決めた後の行動の仕方に大きく問題があった。
雫は深羽の後押しもあり、全てを伝えに行こうとしていた。そこで言葉なくともハチの答えを見てしまったわけです。勿論そこで逃げないで言葉を交わすべきだったのかもしれませんが。
今回のこのコメント、一番気になるのは史織の妥協で踏みとどまったから良い、というニュアンス。
どのような思いでこう書かれたのかわかりませんが、私にはこれは史織への妥協をまるで許容しているようなコメントにしか見えません。
妥協。ハチは雫が好きなのに無理だから史織で諦める。その行動が間違いじゃないと仰りたいのなら論外です、私としては。
弱気な心を汲んでやれ、と仰いますが弱気だったら妥協が許されるのでしょうか。それこそ甘えです。
そんなハチの方が悪くない、とは私はやはり言い切れません。
今回のやり方に雫に非があっても、今回のやり方を招く切欠を作ったのはハチ。昨年のクリスマス前大きな騒動を起こし、苦労の末に戻って来た雫。一度は受け入れたハチ。その最終的結果があの曖昧、そして逃げの態度。私としては致し方ない、という言葉の許容範囲内であると思っています。
続いて、前作の雄真・春姫との差について。
理由こそ似ていますが、周囲の状況が前回と今回では大きく異なります。
誘拐されたすもも。そして春姫の暴走、結果として姫瑠の単身での行動。――最悪の状態を避ける為には、すぐさまの判断が必要でした。
雄真は春姫を除名し、責任と取って自分一人でも行く。納得出来ないならついてこなくてもいい、と発言。戦闘には全員同意しましたが、既にこの時点で杏璃は雄真の考えに反対、亀裂が生まれ始めています。
この話、春姫を戦列に戻したのは香澄であり、雄真ではありません。――ifの話をしても仕方がないと思いますが、もしもここで香澄が春姫の為に動かず、最初から戦闘のみに参加していたらどうなっていたでしょうか。
例えば戦いに勝利して、すももと姫瑠を無事保護出来たとしても、その後の日常には亀裂が入ったまま。雄真と春姫は別れ、春姫の肩を持っていた杏璃に亀裂が入り、やはり春姫を想うすももとも亀裂が入り、その亀裂は周囲の空気を悪くし、結局その原因を作った雄真が全体から引かざるを得なくなる。姫瑠もしっかりしている子ですから、この状況下ならば雄真に行くことなく、大人しくアメリカに帰ったでしょう。
雄真は恋人も仲間も失い、戦いは終わる。――十分な罪になったと思うんです。あくまで切羽詰まった状況での香澄の「賭け」が良い方向に傾いたから今があるのであって、十分雄真の罪は重くなる状況でした。
ほんの一欠片、周囲の状況が違い、運よく雄真は切り抜けられただけなんです。
また雄真も何もしなかったわけじゃありません。格上である琴理との一対一にマインド・シェアを使わずに勝利(道具こそ使いましたが)、琴理の心を救っていますし、また最終決戦でも大きな貢献を見せています。ほんの一欠片のチャンスを握らせてあげても良かったと私は思います。
全体の温度差、あって当然だと私は思います。周囲の状態が全然違った。これが今回と前回の違いではないでしょうか。
確かに、雄真に主人公補正として色々「雄真だから」という理不尽な理由で都合よく進んでいる部分がないと言えば嘘になります。
ですが、前回のレスにも書いたように、正直今この時点で私はこの主人公補正を変えるつもりはありません。
今回の私のレスでも恐らく納得いってませんよね? それはそれでいいと思います。色々な意見があって当然であり、百人中百人を面白いとか納得出来るといった文章を書ける程私は優秀じゃない。
ですので、この雄真の贔屓がどうしても納得出来ないのであれば、再三になりますが、もう私の作品は読まない方が良いと思います。今後も気分を害する話が出てこないという保証は私には出来ません。
これも再三になりますが、駄目出しをするな、ということではありません。色々な意見があって当然ですし(普段から感想くれない人間に貰っても納得いかないという気持ちは変わりませんが)。でも今回でここで私としては一応警告させて頂いたので、「あれ程書いたのにまたこういう話ですか」という駄目出しは以後貰っても私としても困る形になります。
こういう考えは間違っているとはわかっていますが、でも私としてはほとんどの意見に反論してしまっているように、ほぼ自分の意見を曲げられませんでした。私もあくまで趣味で書いていてお金を貰っているわけではないので、これ以上は妥協は出来ませんので……
それでは。
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